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山本作品完全レビュー 第5回「はっぱ64」

さて最近ものすごい放置っぷりですが今日ももちろんネタはありません(爆)

 

・・・ちゅうわけでまたまたこれをやっちゃいましょう☆

 

山本直樹作品完全レビュー!!!

 

第5回目となる今回はこちらをご紹介したいと思います♪

image9863887.jpg


初のスピリッツ連載作品であるはっぱ64です☆

 

最近ではすっかり山本さんの常連雑誌となったビックコミックスピリッツに連載され、87年に小学館から全3巻の単行本が発売されました!

 

そしてその後BLUEを復刻させた弓立社から94-95年にかけて再販され、さらに98年には僕の持っている愛蔵版全2巻が太田出版から発売され全部で3つのバージョンが存在しているという人気作品なのです☆

 

僕の中でも初期の長編ではかなりお気に入りの作品となっている名作ですね♪

 

んでその内容はというと・・・

 

主人公の全田巽北海道の実家から大学進学のために上京していました

そしてその巽の婚約者である海野一葉は高校を卒業し、巽の後を追いかける為に同じ大学へ入学することに♪

 

・・・しかし時同じくして巽は葬儀屋を営む父親が倒れたという知らせを聞いて急きょ大学を中退し、北海道へと帰ってきてしまっていたのでした!!

 

そんなわけで一葉と入れ違いになってしまった巽だったわけですが・・・北海道には一葉の双子の姉である海野諸葉がいたのでした・・・といったところからこの作品は始まります♪

 

巽・一葉・諸葉の3人は昔からいつも一緒にいたようなんですが結局巽と一葉が付き合うという形になったようです・・・

 

しかし姉の諸葉も密かに巽を想っていたのはある意味必然だったわけで・・・

そんなわけで実家に巽が帰ってきて一葉もいないという状況を絶好のチャンスにとばかりに諸葉は巽にアタックを仕掛けるのでした(爆)

 

・・・一応この姉妹は一葉がロングヘアでおとなしい性格諸葉がショートカットで山本作品のヒロインキャラの王道ともいえる活発でハッキリした性格という区別はつくのですが諸葉がカツラをかぶって演技をすれば巽でも一葉と間違えてしまうほどにそっくりだったのです!!

 

それを多用して諸葉は何度も巽にイタズラをして困らせるのですが、ある日一葉も北海道に帰ってきてしまうのでした・・・(笑)

 

そんなわけで双子の姉妹に振り回されて苦悩する巽二人の乙女の恋心をコミカルに、そして時に切なく描いた青春ラブコメです☆

 

基本的には諸葉が一葉に変装して巽を騙すというのがパターンなんですが・・・この姉妹だけではなく途中から諸葉に惚れている教師の須方の登場や巽の同級生である糸部つぐむとの再会といったエピソードも語られてさらに3人の関係をかき乱して行くのでした♪

 

・・・んでまあそんな感じで色々な事があって巽の気持ちが揺れ動いていくんですが山本作品の主人公の例に漏れずに自分の気持ちがわからなくなってウジウジし始めるのでした(笑)

 

そんな巽に愛想を尽かした一葉一人東京へ帰ってしまいます!!

そして東京へ戻った一葉は心機一転新しい恋をしようと躍起になるんですが、その直後に井沼という男と出会い、勢いで何となく付き合う事になってしまうのでした・・・

 

一方北海道に残った巽と諸葉ついに一線を超えてしまい、こちらも友達以上の関係にまで進展してしまっていたのです!!

 

・・・と、話が進んでいくにつれて人間関係がややこしくなっていくわけですが・・・初期山本作品のパターンどおり決してドロドロの鬱展開などにはならずにあくまで明るくテンポよく恋愛模様が語られていくのでまったく肩肘張らずに楽しめます♪

 

とりあえず終盤にちょろっと山場(決して修羅場ではない)がありますが最後にはすっきりとしたさわやかなラストを迎えます☆

 

そしてこの作品もラストである意味“騙し”を山本さんはやってくれます(笑)

要は終盤まで最後の展開を予想させてそれを見事にひっくり返すわけですね♪

本当にこの辺の構成はお見事としか言いようがない・・・

 

・・・と、いう事で二人の美少女に振り回される主人公というこの当時連載していたあだち充先生の某作品に近い感じの設定のお話ですが個人的にはこちらの方がちょっとだけ変化球が効いていて好きですね♪

 

あともちろんサービスシーンの多さもポイントです(爆)

 

とりあえず初期の山本作品最近のほどクセがなくてどれもオススメなんですが80年代のラブコメ作品が好きな人や女性なんかには特にオススメの作品ですね☆

 

●お気に入りのセリフ

 

あたしたちいつも同じカッコして一緒に行動してた

巽さんはその二人から一葉を選んだ

別にそれはあたしでもよかったわけでしょ

 

たまたま偶然一葉を選んだわけでェ……

じゃあ偶然選ばれなかった私はどーなるの!?

 

自分とまったく同じ遺伝子を持った双子の妹である一葉を巽は選んだ、その事を持ち出して巽に自分の気持ちをぶつける諸葉のセリフです☆

 

諸葉が何度も一葉に変装して巽を騙していたのはただふざけていただけではく実際は自分が選ばれなかった事に対する諸葉なりの巽と一葉への対抗意識の表れだったのかも知れませんね・・・そう考えるとちょっと切ないですね

 

そしてこのセリフの後諸葉はさらに

「好きな人と甘く恋する私の姿があって、しかもそれは私じゃないなんて悪い夢の中にいるようで……」

 

と、言うのですが・・・山本さんは本当にこういうはっとさせられるようなセリフをよく言わせますね(笑)

 

自分とまったく同じ姿の別人が自分の好きな人と恋愛をしている・・・よく考えるとこれほど残酷な事はないかもしれませんね

 

双子という設定を使った恋愛モノはけっこうありますがこういう双子ならではの心の葛藤をリアルに表現した作品は珍しいのではないでしょうか?

(少なくとも僕はこの作品で初めて見ました・・・)

 

一見単純なドタバタラブコメに見えるこの作品なんですがこういった細かいところに注目してみるとなかなか深い作品なんだなぁ~と感じますね☆

 

これぞ山本マジック(爆)

 

●お気に入りキャラ:海野諸葉

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・・・ということで当然諸葉です(爆)

やっぱり山本作品のヒロインちゅうことで明るくハキハキとした性格で見ているだけで楽しいですね♪

 

心の中では妹の一葉への後ろめたい思いもありつつも常に前向きで時におちゃらけたりして巽をからかう姿ちょっとだけ大人の女っぽさを感じました☆

 

なんとなくですがこの辺が妹の一葉よりも魅力的に見えるのかもしれませんね♪

・・・まあでもこのキャラに関しては明らかに山本さんがひいき目に描いてる感じは否めませんけどね(汗)

 

そんなわけで個人的に山本作品のヒロインとしてはありがとうの貴子僕生きのセーナと並んで3大お気に入りキャラとなっています☆

 

・・・前に言ってたよりも増えてるような気がするのは気のせいです(爆)

 

まぁそんな感じで簡単にレビューをやってみましたが・・・個人的にこの作品は初期の山本作品の中でもっともオススメできる作品であると思いますね☆

 

とにかくひたすら楽しくドタバタを繰り広げるラブコメちょっとだけHシーンが過激な点を除けばきっとどんな人でも楽しめる作品ではないかと!!

 

おそらく今ではもう見られないと思われる山本直樹さんの純愛ラブストーリーの傑作、ぜひお手に取ってみてくださいな☆

 

・・・そんなわけで今日はこの辺で♪

最近他にネタがないので多分近いうちに6回目をやると思います(爆)

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コメント

この双子ネタ大好きデス♪ (^_^)
特にこの頃はまだスピリッツ読んでたしw

ニュース~♪
なんと山本氏、NHKご出演、2月放送の「マンガノゲンバ 曽田正人「昴」/山本直樹「レッド」」
http://www.nhk.or.jp/bs/genre/hobby_7later.html
 
BSですけど (^_^)
それに「レッド」読んでない (^^ゞ

どうも!情報ありがとうございます♪
とりあえず時間を見て視聴したいとおもいますが・・・当日見られるかは微妙です(汗)
・・・個人的にはこれの次回の「よつばと!」特集もちょっと気になってたり(笑)
あと「レッド」も名作なんでぜひ読んでみてください☆

No title

3バージョンで、多少絵がちがってたりするのでしょうか?
持ってるのは小学館版のみですが。

Re: No title

内容は一緒だと思います、最新のものはカラーページが復刻されていたり巻末解説が新しくなっていたりするレベルかと

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