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山本作品完全レビュー 第1回「ありがとう」

Tシャツが届いた事を記念して今日は新たなカテゴリを作って新企画をやりたいと思います♪

 

その名もズバリ!山本直樹作品完全レビュー!!!

 

ちゅうわけで最近急直下でハマリまくった天才漫画家山本直樹さんの描かれた名作の数々を片っ端からレビューしていって少しでも多くの方に山本直樹作品を知ってもらいたいという魂胆です(爆)

 

・・・でもほとんどの作品で過激なシーンが出てくるためお子様はご遠慮ください

 

てか実際ネットを探しても山本作品ってあんまり感想とかレビューを書かれてる方がいないんですよね(汗)

 

・・・とりあえず拙い文章ではございますができる限り面白さを伝えたいと思いますのでよかったら読んであげてくださいな☆

 

ということで記念すべき第1回目の作品はこちら!!

arigatou.jpg

「ありがとう」です!!

 

この作品はビックコミックスピリッツにて1994~95年にかけて連載された作品です♪

僕が持っているのは1999年に発売された上下巻の愛蔵版ですが、これ以外にも全4巻の単行本宙出版から発売された全2巻のミッシィコミックス(コンビニ販売)も発売されています

 

これだけ再販されるほどに人気がある作品なんですが・・・内容の過激さゆえかどれも絶版に近い状況で入手困難となっているのがつらいところです(汗)

 

とりあえず山本作品の長編モノで一番好きな作品は?と聞かれたら僕は迷わずこれをあげると思いますね☆

 

それくらい衝撃を受けた作品であり、僕にとって大切な作品であると言えます☆

 

そんなわけで以下はあらすじ・・・

 

 単身赴任から久しぶりに自宅へと帰ってきた鈴木一郎そこで起こっている信じられない光景を目にします・・・

 

 なんと一郎の家は不良たちに占拠され薬漬けにされて不良たちに暴行を受けている長女の昌子アル中ですでに生きる気力さえも失っている妻さくら、そして我関せずと部屋に引きこもっていたところにやってきた不良たちに恥ずかしい写真を撮られている次女貴子の姿がそこにはあったのです・・・

 

 そんなわけであまりに衝撃的な冒頭シーンからこの作品は始まりますが・・・連載当初からこのショッキングなスタートがかなり話題になったようですね

 

 そしてその後、自分の家庭を壊された怒りから暴力によって不良たちを撃退する一郎だったのですがすでに家族の心は修復不能なほどに崩壊していたのです・・・

 

 それでも一郎は必死になって家族を再生させようと努力します☆

幾度もしつこくやってくる不良たちと戦いながら愛する家族を守ろうとする姿は本当にかっこいいです♪

 

 しかし一郎の努力は空回り、家族は決して今までのように戻ることはありませんでした・・・

 

 特に心身ともに深い傷を負ってしまった昌子はたびたびフラッシュバックのように暴行された時の記憶を思い起こしては発狂し、その恐怖から家から出られなくなってしまうという症状に陥ってしまいます・・・

 

 さらにさくらは今まで一郎の言いなりになっていたストレスから開放されるために悪徳商法まがいの怪しげな宗教に入会してしまうのでした・・・

 

 貴子も一郎のやる事にいちいち反抗し、ついには家出をしてあろうことか家を占拠した不良の所へ行ってしまったりと状況は悪化する一方です・・・

 

 さらに追い討ちをかけるように鈴木家には次から次へと不幸な出来事が訪れるのでした

 一郎が会社からリストラされ、昌子と貴子は学校で陰湿ないじめに遭うことに・・・

 

 でもそんな極限状態でも決してくじけることはなく、家族のために一郎はがんばり続けるのでした☆

 (一度だけ貴子を殺して自分も死のうとしたことがありましたが・・・)

 

・・・と、ここまで書いただけでもかな~り重くて暗くて鬱になりそうな感じのお話なんですが決して鬱一辺倒という事はなく、貴子と一郎のやりとりなど所々で和むようなコミカルなシーンがあるためそれほど肩肘張らずに楽しめるのではないかと思います

(個人差はあるみたいですが・・・)

 

ネタバレになる為結末には語れませんが最後にはとても感動できる美しいラストとなっていますのでその辺りはぜひ実際に手にとって見てみてください!!

 

とにかくこの作品のテーマは家族の絆ですね☆

普通の人であれば当たり前のようにある家族の日常ある時突然崩壊しても人は決して家族を見捨てることなく戦う事ができるのか?最後まで絆を守ることができるのか?

そんな問いかけとそれに対する山本さんなりの答えを見た感じがしました♪

 

こういった最悪の状況を見せ付けられる事で改めて家族のありがたみを感じ、何気ない生活に感謝しなきゃなとちょっぴり思いました(笑)

 

●お気に入りのセリフ

 

いつの日かおまえたちも「おとうさんありがとう」と手をついて、別れを告げる日がくるのだな。

 

家族愛を描いた映画のビデオを見て一郎が貴子に言ったセリフです♪

愛する娘達もいつか結婚して家を出て行ってしまう、そう思ってちょっとセンチメンタルになって思わずこんなことを言ってしまった・・・と最初は思っていたんですがこれがまさかラストの伏線になるとは思わなかった(汗)

 

そして上記のセリフにもあったこの作品の最大のキーワードであり作品のタイトルでもある「ありがとう」という言葉

 

最後まで読んだ時にきっとその言葉の本当の意味がわかるはずです☆

・・・ちなみに僕は感動して涙を流しました(爆)

 

●お気に入りキャラ:鈴木貴子

takako.jpg

とにかくひたすら絶望のどん底に叩き落され続ける鈴木一家の中でもっとも明るくて前向きな(素直になれないところもあるが)すごくいい娘です♪

 

ぶっちゃけ彼女がいなかったらこの作品のイメージは180度変わっていたと思いますね・・・それくらい重要なキャラ(っていうかヒロイン)だと思います!!

 

どうでもいいですが僕はこの作品を読んでいる時に脳内では貴子=斎藤千和さん一郎=中田譲治さんというギロロ&夏美コンビが演じていました(笑)

・・・これがまたぴったりすぎてたまりませんでした(爆)

 

と、そんな感じで一通りレビューをやってみたわけですが・・・いかがでしょう?面白そうだと思いましたか?(笑)

 

とりあえず山本作品の中でも特にオススメしたい作品ちゅうことでご紹介しましたがうまく伝えられたか不安です(汗)

 

・・・というかこれに限らず山本作品はとにかくまずは読んでみれ!といった感じのモノが多いので多く語るよりもとりあえず読んでもらいたいというのが結論ですね☆

 

そしてこの作品はいろんな意味で山本作品のターニングポイント的な位置づけになっているという事もファンの方々に注目される原因となっています♪

 

実際これ以前に描かれた作品は基本的にドタバタ要素の強いさわやかなラブコメや青春モノがメインだったんですがこれとこの直前の作品「僕らはみんな生きている」では一転してリアルな人間達の生々しい姿を描いたヒューマンドラマになっていくのです☆

 

そしてこの作品を最後にそれまで雇っていたアシスタントの皆さんをまさに「いままでありがとう」と解散させてこれ以降の作品は全て山本さん一人の手によって描かれるようになったとの事です

 

さらに次回作「フラグメンツ」以降ではそれまで密度の高かった絵柄から一転して余計なものを排除したシンプルでさらに繊細な線で描かれたキャラと空間を意識した背景をつかったタッチで描くようになり、ストーリーもそれまでのリアル路線から夢と幻想が現実と入り混じるようなあやふやで退廃的な世界観を持った作品へとシフトしていくこととなるのです☆

 

まあそんなわけで山本さんにとっても特別な思い入れのある作品なのでどこかで見かけたらお手にとっていただければ幸いです(笑)

 

・・・とりあえず小学館さん、ぜひもう一度再販をお願いします(爆)

 

ちゅうわけで気が向いたら別な作品もレビューする予定です♪

目標は全作品完全制覇!!ということでがんばりますので暖かく見守ってあげてくださいな(笑)

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コメント

レビューを読みにやってきました (^_^)ノ
長編ナンバー1に「ありがとう」を選びましたか!
ワタシは最初の数回だけ、ちょろっと読んだ記憶がありますよ (^^ゞ
この頃の線はまだ現役で読んでたときの線に近いです。
で、絵柄の変更にはアシスタントを使わなくなったって理由もあったのですね!!

どうもいらっしゃいませ♪
山本作品はとりあえず一通り読みましたがやっぱりこれは別格ですね☆
特に後半の怒涛の展開と感動のラストは必見なんで機会があればぜひ最後まで読んでみてくださいね♪・・・森山塔的なシーンは前半しかありませんが(汗)
ちなみに個人的にはコレ以降のすっきりとしたタッチの絵柄の方が好きです☆
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